ヴァンゲリスの音楽を初めて耳にしたのは、テレビのスペシャル番組「COSMOS」。
カール・セーガン博士のナレーションで語られる宇宙の神秘(実際は、吹替の横内正さん(格さん)だったりするのだが)と、BGMがすごくマッチしていて、衝撃的だったことを覚えています。
当時はビデオもなく、だれが演奏しているなんという曲かを調べることもままならない状況で、ヴァンゲリスの「Alpha」という曲だと分かったのは、ずっとずっと後のことでした。
世界的には、映画「炎のランナー」のテーマ曲で知られています。
映画「ブレードランナー」のテーマも有名。
最後、結局二人はどうなったのかを考えながら見るエンドテロップにマッチしたテーマソングでした。
映画のサントラ職人かと思いきや、本人はそれを望んでいたのでもなく、幅広い音楽活動をされていたようです。
それでも日本人には、やはり「南極物語」。
このテーマソングと最後の犬たちのシーンだけでいいんじゃないかと思うくらい、感情を揺さぶられ条件反射的に泣いてしまう名曲。
コロナ罹患でお亡くなりになったとの報もあり、残念な限り。
楽曲は永遠に残ります。