「好きな音楽は???」の続き、ニューミュージック編。
さて、ニューミュージックって、何でしたっけ?
自分のライブラリでも、フォークとニューミュージックとJ-POPの境目は曖昧で、へたすりゃ同じ曲をあっちとこっちに分類していたり。
実は定義はいろいろ説があるらしい。
例えば、イルカの「なごり雪」はニューミュージック枠だと思うが。
個人分類的には、かぐや姫の「なごり雪」はフォークではないか、と思う。
一説には、ニューミュージックは荒井由実あたりを起点とするやら、吉田拓郎の「結婚しようよ」あたりが起点とか(でもそのすぐ後の「旅の宿」はフォークだとか、)所説入り乱れている様子。
手元に「New Music Best Collection」というCD集があるので、それに収録されている辺りを「ニューミュージック」ということにしてみる。
※ちなみに18枚組のこのCD全集、CD全集モノ出はじめ時期でもあったので割と高額(49800円)でかなりの覚悟で買った覚えが。今なら、深夜番組の通販で9800円コースですね。
HOUND DOG 「ff(フォルティシモ)」。オリジナルは1985年。
ツイスト「燃えろいい女」。オリジナルは1979年。
松山千春「季節の中で」。オリジナルは1978年。
紙ふうせん「冬が来る前に」。オリジナルは1977年。
ハイファイセット「フィーリング」。オリジナルは1976年。以外にも7thシングル。
それぞれニューミュージック枠だと思うけど、赤い鳥はフォークね。
チューリップ「心の旅」。オリジナルは1973年。
(番外:芸達者な坂崎&高見沢版の「心の旅」)
双璧のもう一方、オフコース「風に吹かれて」。オリジナルは1979年。
さだまさし「案山子」。オリジナルは1977年。
さだまさし「防人の詩」。オリジナルは1980年、同年の映画「二百三高地」の主題歌。
谷村新司「群青」。オリジナルは1981年、同年の映画「連合艦隊」の主題歌。
#泣いちゃうやつ2連発。
これは、ニューミュージック枠より歌謡曲枠かも。
アリス「涙の誓い」。オリジナルは1978年。
これはニューミュージックっぽい。
アリス「美しき絆」。オリジナルは1979年。
みんなで大合唱しちゃうあたりはフォーク色もあるけど、盛り上げアレンジが壮大でそこはニューミュージック感。
荒井由実「あの日にかえりたい」。オリジナルは1975年。
始祖候補?
バンバン「いちご白書をもう一度」。オリジナルは1975年。
歌詞の内容はフォーク色強いかも?
因幡晃「わかって下さい」。オリジナルは1976年。
ヤマハのポプコン関連曲は、やはり全体のアレンジとか新しい感。
「フォーク」ではないよな。
レコード音源のアレンジは新しいけど、ギター2本のライブで聞いたらフォークかも。
聞き直すつど、良い曲。
中島みゆき「ホームにて」。オリジナルは1977年。
吉田拓郎「結婚しようよ」。オリジナルは1972年。
この曲がフォークからの分水嶺との説もあり。でもフォークだよねこれ。
売れちゃったから「フォークじゃない!」とされた説も?
曲調はポップだけど、歌詞をよく聞くとフォーク色もちらほら。
いい曲です。
井上陽水「帰れない二人」。オリジナルは1973年。
こうしてみると、オーケストラやバンドで厚い伴奏が付くと、ニューミュージック色を強く感じるかなぁ。
「ニューミュージック」がいつから「J-POP」分類に代わっていったのかも、微妙なところでした。
例によって脈絡ない羅列にて m(_ _)m